留学なし900点と留学あり900点はどちらが凄いのか
最近、900点を超えた人のブログや本が大量に出回っています。そのなかで、私が気になるのは、留学なし900点とうたっているものです。
留学なしと留学あり900点はどのような違いがあるでしょうか。考えてみたいと思います。
ちなみに私は留学経験ありの方です。(2,3カ月でしたが)
留学なしの900点の方は、間違いなく、努力家です。留学のない状態で、モチベーションを長期に保ちながら、勉強をし続けるのは大変苦しい作業だと思います。留学なしの方の売りは、その忍耐力の高さです。ですから、就職・転職活動では、留学ありの900点より評価されるかもしれません。
一方、留学ありの900点の方は、多少、お金を遣って、英語を効率よく身につけた人かもしれません。もしあなたが、900点を持っていると言った後に、留学経験があると言うと、「そりゃ英語できるわけだ」と言われるかもしれません。(留学によって、TOEICのスコアが上がることはありませんが)
しかし、留学では異国人にまぎれてもビビらない度胸が身につきます。異文化の人たちと協調して働いていく肌感覚もわかるようになります。これは現地での生活によって身につくものなので、旅行では養えないものです。よって私の場合は、同じTOEICのスコアであれば、英語の実運用能力として、留学ありの方を評価します。
大人になるとなかなか海外に働きに出れるチャンスはないものですが、チャンスが近くにあれば藁をもつかむ勢いでチャレンジしてみてください。