スピーキングにおける英借文のススメ
今日は、英借文について話したいと思います。
英語の例文をネットや辞書から借りてきて、自分のものとして使うことを英借文と言います。
ライティングにおいては英借文を勧める本が多いのですが、私はスピーキングにおいても英借文を勧めます。
というのは、世の中で使用されている言語は、ほとんど全てのものが、過去に誰かが話したフレーズの使い回しで構成されているからです。英語でもそれは変わらず、オリジナルの英文など、ほとんど存在しないのです。(単語レベルで見れば、多少の違いはあるかもしれませんが)
そんな中、もしあなたがオリジナルのフレーズを作って話したとすると、相手に通じないか、まるで冗談のように響きます。(日本語でも子供がいますという内容を、「ワタシハ、コドモヲモッテイマス」と言われたら変ですよね。)
スピーキングに慣れないうちは、相手の話しているフレーズやどこかで見つけたフレーズをなるべく使い回すようにしましょう。始めはバリエーションが少なくて、同じフレーズばかり使ってしまうかもしれませんが、少なくとも世の中に存在しないフレーズを使って冗談に聞こえるようなミスは防げるでしょう。
気をつけてください。