英語は必要ない。
世の中の英語学習の本を見ると、よく英語の必要性がうたわれています。
本当に英語は必要なのでしょうか。
私は英語学習の本は過度に、英語が使えない人の恐怖心を煽っているように思います。
例えば、よく本に出てくるのは、ユニクロ・楽天の社内、英語公用語化の話です。
当時は、このニュースにヒヤヒヤした方も多かったと思いますが、実際皆さんの企業は、変化がありましたでしょうか。
入社や昇進にTOEICの点数を課せられた人もいるかもしれません。
しかし、私は、大半の人の生活には、変化はなく、相変わらず、英語は仕事に必要ないと考えています。仕事で英語を使わない人を見ても、それで仕事のできる・できないの判断はされていないと思います。第一、英語が必要になると言われているのは、私の親の世代(とっくに定年しています)よりも前からです。この数十年、全く英語の必要性は増していないと思います。
私は、世界で活躍したいとか、外国人と対等に議論してみたいとか、強いモチベーションがある方は、英語を勝手に勉強すればいいだけの話で、そうでない方は、焦って勉強したり、コンプレックスに感じる必要はないと思います。スペイン語や韓国語ができなくてもコンプレックスに感じませんよね。それと同じです。
むしろ、自分の費やしてきた時間との費用対効果を考えると、人に英語学習はおすすめしません。仮に、一般の会社が社内の英語公用化を強制したら、大半の人は仕事になりませんし、そんな低確率のリスクは考えなくていいです。生産性が落ちた会社を横目に見ながら、転職でもいいでしょう。
昇進にTOEICが必要な場合は、多少TOEICの勉強が求められますが、英語学習の必要はないでしょう。昇進に絡む場合は、給与にダイレクトに影響がありますので、その場合は、多少お金がかかっても、専門の塾に通いましょう。目標スコアが800点以下の場合、簡単に短期間でスコアに届くでしょう。
この辺にしておきますが、記事を読んでも、英語学習を続けようと思った皆さんは、強い動機づけが心のなかにできている方でしょう。
きっと、近々、成果がでますよ。応援しています。
では。