TOEICに必要な文法の知識
前回まで、2回連続で文法の話をしました。
今回は前回の記事とは反対に、TOEICを勉強する上で、どこまで文法の知識が必要かを説明したいと思います。
前回の記事はこちら。
TOEICに必要な文法の知識は、ズバリ品詞と5文型を理解するところまでだと感じています。
品詞と5文型がわからないと、対策本の解答を読んでも理解できないことが出てきます。
これは、文法の知識自体が問題というよりも、他のスキルを習得する上での足かせになることが問題ということです。
それ以外の文法の知識は、読解やリスニングの最中によく出る表現を都度覚えれば、事足ります。
覚えるときのコツは、英表現を理屈で理解しようとしないことです。
同じ教材を繰り返すなどして、同じ表現に出会う回数を増やし、表現に慣れてください。
文の構造は、表現をたくさん知った時に、急に見えてきたりするものです。
本ブログの対象は受験英語を乗り越えた人としていますので、読者の方は、品詞と5文型は理解していると思われます。
ですが、もし不安があり、復習をしておきたいという方は、この1冊を斜め読みすれば十分です。
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安河内氏は東進ハイスクールの有名講師です。
私は、直接東進ハイスクールに通ったことはありません。
しかし、知り合いに著者の本を推薦されて読んでから、説明のわかりやすさには全幅の信頼を寄せています。
では。
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